このページの全ての機能を利用するには、JavaScriptを有効にしてください。
八丁味噌
Content
カクキュー 赤出し八丁味噌
全国名物
愛知
/
クチコミ
合資会社 八丁味噌(屋号:カクキュー)
愛知県岡崎市八帖町字往還通69
名称
:調合みそ
原材料
:豆みそ(大豆、食塩)、米みそ(大豆、米、食塩)、水あめ、カラメル色素、酒精、調味料(アミノ酸等)
八丁味噌
(愛知)
名古屋にて「八丁味噌の味噌汁」を初めて飲んだ時のことは、今でも忘れられない。町の適当な食堂で定食を頼んだところ、真っ黒に見える味噌汁が何気なく普通に付いてきたのである。目が点になり、辺りをはばかること無く首を前に突き出して、そのおわんを
覗
のぞ
き込んだものだった。
八丁味噌は蒸した豆が主原料で、豆麹を使い、2夏以上という長い期間をかけて醸造させる、たいそうな味噌なのだ。また「八丁」は、岡崎市の地名に由来するもの。今回は八丁味噌の中の一つの「赤出し味噌」を頂くことに。
ちなみに「赤出し味噌」は八丁味噌に米味噌を加えたものを言うそうだ。
パックのフタを開けてみると、おう、さすがに黒い。よく観察すれば、赤茶色に焦げたような黒さで、味噌の香ばしい、とても良い香りがする。
試しにちょっとなめてみたら、これがとても滑らかでクリーミーな舌触りだ。赤出し味噌の特徴なのか、豆とは違う小さなツブツブが所々にあって、大豆はどこにも見当たらなく、影も形も無い。うん、こりゃ普通の味噌とは違う独特の風味だね。味噌ではなくて、別の種類の食品にさえ思えるくらい。
味噌汁にしてみれば、やはりこげ茶色の味噌汁で、泥のようでもあるが、とても良い香りだ。一口飲んでみたところ、これが濃い味で旨い。具のワカメの香りも損なわず、まあジャガイモは表面が茶色になっていたが。熱いうちに、ササッと飲んでしまって一丁上がり。
メモ)
2017年、地元の岡崎に新名所「岡崎カクキュー八丁村」なるものが現れる。そこでは岡崎市内の有名3店が、それぞれ八丁味噌を使ったラーメン、カレー、カフェメニューを提供するとな。そこにある1907(明治40)年に建てられた味噌蔵は国の登録文化財で、またカクキューの八丁味噌造りが見学できる施設もあり。
©名物に旨いものあり
07
02
, 24rw , Update:2024/09/17