名物に旨いものあり 名物に旨いものあり
黒作り塩辛を実食
Content
黒作りイカの塩辛 幸寿し謹製 イカ黒作り塩辛
全国名物富山の名物 / クチコミ
㈱能登前・幸寿し(じんきち)
石川県鳳珠郡穴水町大町チ-37-4

品名:イカ黒作り(塩辛)

:能登産スルメイカ、能登天然塩


保存方法:冷蔵、冷凍
賞味期限:商品到着開封後、冷蔵庫で1週間、冷凍庫で1ヶ月

黒作り・イカの塩辛

(富山)

活イカ  富山や能登半島で食されるは、名物の塩辛の「黒作り」。それは想像通りにイカ墨の入った、真っ黒な〝イカの塩辛〟なのである。で、「黒作り」は北前船の時代(江戸~明治)からあるそうなので、今ある富山の黒ずくし「ブラックラーメンや富山黒(米)」などの原点が、ここにあったに違いないと。

 ちなみに、普通の塩辛は「赤作り」、麹を使って発酵させたものを「白作り」というそう。へ~、色々とあるものだったんだね~、塩辛って。


黒作り・イカの塩辛②  ふたを開けてみると、一瞬ぷわ~んと覚えて久しい匂いがやってきた。そう、これはカニミソの匂いではないかぁ? いやほら、どちらも同じ形態の海の幸、似ていても仕方ないのだと思い込む。

 食べてみれば、おう? こりゃ、やっぱり塩辛に間違いなし。食べ進めたら、初め、まろやかに感じた塩辛も、次第にしょっぱくなり、お酒がすすむのなんの。して、ご飯のお供にすると上品な味わいで、塩辛さは少なく感じ、パクパクと。

 白い皿に移してみたら、真っ黒ではなくてチョコレート色であるかな~。よく味わってみれば、うたい文句通り、確かに生臭さを覚えないのであった。

メモ)このurl
 以前、”函館のイカの塩辛”の記事を書いたときに「なぜか旅館の塩辛が旨い」と述べたのだが、その後も何度か旅館でイカの塩辛を食べ、そしてそれが、どの旅館の塩辛も旨かったのである。

 イカの塩辛は、瓶詰めで売られている物が本物だと思っていたが、実際、イカの塩辛は料理であり、塩を多く入れ保存期間を長くした瓶詰めは、本来の塩辛と違う、という結論に至った。真実はイカに~。
©名物に旨いものあり1112 , 24rw , Update:2024/07/15