名物に旨いものあり 名物に旨いものあり
和歌山ラーメンを実食
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和歌山ラーメン 和歌山ラーメン
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㈲井出商店
和歌山県和歌山市田中町4丁目84

品名:井出商店 中華そば

【中華そば】小麦粉、かんすい、食塩、プロピリングリコール、着色料(くちなし)、支那竹(メンマ)、焼豚、青ねぎ、かまぼこ
【スープ】豚ゲン骨、鳥ガラ、醤油、食塩、(原材料の一部に大豆、小麦、豚、鶏肉を含む)
【添加物】調味料(アミノ酸等)


賞味期限:3日(要冷蔵)

和歌山ラーメン

(和歌山)

ラーメン  和歌山ラーメンとは、1990年代の後半から呼ばれるようになった和歌山市の地域ラーメンのこと。2006年には地域団体商標も登録し、地域観光に大きく貢献しているそうな。このラーメンは、豚骨醤油味をベースにしたラーメンが主流で、麺は縮れの無いストレートの細麺が一般的らしい。

メモ)
 その後、テレビで紹介されているのを見たら、和歌山ラーメンには2系統があり、それは「豚骨しょうゆ」と「しょうゆ」に分かれるのだそう。それでも「しょうゆ」の方にも豚骨が使われるらしく、大雑把に言えばすべて豚骨醤油味と言えなくもない。
 また、和歌山の地元のお店では、殆どのラーメン屋さんに「早すし」なるものが置かれ、それはラーメンを待っている間に食べるのだと。

 それらのことの始まりは、TVチャンピオン(1998年)の「日本一うまいラーメン決定戦」にて、和歌山ラーメンの井出商店が優勝したことにより、全国的に有名になったもの。なので、今回は井出商店のお取り寄せ生ラーメンをば、食してみることに。


和歌山ラーメン② 「井出商店・井出ラーメン、店舗の味をそのままご自宅へお届け!」というラーメンを注文。

 で、包みを開けてみると「生麺」と「チャーシュー」と花形の「ナルト巻き」、それに「メンマ」に「刻みネギ」、温めるだけの「スープ」の一揃えが入っていた。添付の作り方の説明書に従って30分ぐらいで出来上がり。

 して台所から出てきたラーメンは、複雑な香りを放ち、チャーシューは脂身が幅をきかせ、黄色くて細いストレート麺が、濃い醤油色のスープに浸かっていた。そのドロドロのスープ(温めただけなので水量を間違えた訳ではない)を一口飲んでみると、おー、これは濃い醤油ベースのケモノ系の複雑な風味がするぞ。麺は味のある麺ではあるが、スープのその強烈な存在感には太刀打ちできそうも無い気配。

 と、チャーシューも特徴的で、いわゆるよく煮込んだチャーシューとは正反対の、ブタの原型に近い、脂身をかなり感じる品。うーん、これは強力だ。このこってりドロドロ豚骨しょうゆラーメンは、申し訳ないのだが慣れていない私にはツライもの。TVチャンピオンで優勝したということは、その時のラーメンは旨かったんでしょうなー、きっと。

追記)
 後で知ったのであるが、コショウを沢山かけるのが和歌山ラーメンの食べ方なのだと。なるほど、それで臭みを消すんだなー。先に知っていれば、失敗。
©名物に旨いものあり1005 , 24rw , Update:2024/07/15